ちゅーりっぷ前線 −記憶を辿るノォト−

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zoom RSS オルガの靴

<<   作成日時 : 2016/11/28 19:12   >>

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「大草原の小さな家」を初めて見たときの回が、
第9話「オルガの靴」だった。
その時私は14才、中学2年生。

生まれつき脚の長さが左右で違うオルガは、
例えば学校でみんなと遊んでいる時にそれが途中から
走り回るような遊びに変わってしまうと、自ら輪の外に
出て行って、みんながはしゃぐのを静かに遠くから見て
いるような優しい少女だった。

そんなオルガと大草原の小さな家の主人公ローラは、
意地悪ネリーのお誕生会での些細な事件をきっかけに
仲良しになった。

ある日ローラは父チャールズにオルガの話をする。
「オルガはね、短い方の脚だけ板の上にあると
すばしっこく走るのよ。」と。
するとチャールズは閃くのである。
オルガの靴を改良すればもしかしたら…。

そして最後、オルガが学校に行くことや友だちと遊ぶことに
懐疑的だった偏屈で閉鎖的なオルガの父親が、靴のおかげで
皆と楽しそうに駆け回るオルガの姿を見て、喜びで泣き崩れる
シーンになるのだが、14才の私はそこにえらく感動したことを
まるで昨日のことのように覚えている。

40年も前のことを「昨日のことのように」なんて、
私らしい大袈裟な言い回しだが、「オルガの靴」の
内容については本当に大袈裟でなく、昨日のことのように
覚えている。

実は一昨日の深夜、それをテレビで見たのである!

偶然だった。
音を低くしてそっと見ていたテレビのチャンネルを
ケーブルに切り替えるとやっていたのである。
40年ぶりに見る大草原の小さな家、第9話オルガの靴。

見終わって私は喜びで胸がいっぱいになっていた。
我が記憶力がそこそこ正確に残っていたことが確認できた
喜びと、もう一つそれ以上にうれしかったことがあって、
それは40年前と同じシーンを同じくらいに
感動している自分がいたことである。

涙腺が刺激されるツボというのは年齢とともに
少しずつ変化していくものだと、友だちなんかと「年とった話」
をする時など、方程式のごとく決まり切った法則のように
使いがちだった自分であるが、普遍性のあるテーマと作品の
完成度が噛み合っていれば、いくつになっても変わることなく
ツボは刺激されるものなのだ。


オルガの父親のシーンで感動した14才の感性のツボは、
今もまだ変わらず生きている。
それが無性にうれしかった。


しかし今日になって「ん?待てよ」疑問が湧いてきた。

「それって、ただ成長していないだけなんじゃ…?」



ほっといてちょんまげ。




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